ウォーミングアップ『ドリブル自主練メニュー』
- 16種類+リフティング5種類
お兄ちゃんで見本をしてくれていたあおいがとても上手くなっていた。 ドリブル自主練メニューの内容は、興國高校の朝練を参考にしてある内容で簡単なやつから難しいのもあり、顔を上げて行ったり、後ろを見ながらボールから目を離して行ったり、スピードを上げていくとコーディネーション機能やボールタッチ技術がどんどんと磨かれていく。 それを全部の種類でゆっくりだけど、とても丁寧に顔を上げながら出来るようになっていた。ほとんどミスなく完璧出来ていた。中にはゆっくりでも難しいメニューある。
『たくさん家で練習してるんだなぁ、サッカーが本当に大好きなんだなぁ、本当に上手くなりたいんだなぁ』と感じました。そして弟も一緒に上手くなってました。
練習テーマは『認知とサッカー観』
技術面テーマは『顔を上げてスペースを認識しながらの、DFのプレスを受けながらの、トラップ→ドリブル→パス』
スペースを6個に区切って、 2対2+1F 3対3+1F ・誰も入っていないスペースに入ることが出来たら1点。 ・6つのスペースに3グループが同時に入って、カオスな状況の設定で行う。
自分のグループのDFも奪いにくるだけでなく、 他の2グループも同時に行っているため、 なかなか空いてるスペースは出てこない。 出てきても一瞬。
ポイントは、
自分達のことだけでなく、他のグループのことも認知して考えられるようになると、スペースがたくさん空いてくる。
『隣のグループはどこのスペースを使いたがっているのか?』
を、自分のグループのプレーをしながらも、他のグループまで認知する。
それが出来ると6つのスペースで3グループが同時にプレーしていもスペースが空いてきて、そのスペースを使えるようになってくる。 (※スペースが多いため認知の練習にはなるが、あまり強度の高いプレスは掛かりにくいため、技術的には難易度の高い練習にはなりにくい。)
反対にDFのポイントは、
『危ないスペース』を認識して、
危ないスペースにいかれないように、
スペースを守りながら、相手を不自由にしてボールを奪いたい。
その後はゲーム
- 4年生は遠を見ながらのプレーが増えて、奥のスペースに出すパスや、DFラインからのロングシュートが増えていた。
(課題は、周りを見る練習するとパスを選びがちで、確かにパスした方が早いし楽だが、ドリブルでキープしたり相手DFのプレスを剥がす”個の力”(ドリブルの技術とチャレンジを繰り返すことも同時に必要。パスしてるだけでは賢くて良い選手ではあるが相手にとって”恐い選手”になるためには『個の力』も同時に必要。周りが見えるようになってきても、自分でゴールへ向かうシュートやドリブルにもチャレンジし続けてほしい。)
- 3年生も顔が上がり、サッカー観が少しずつ出て、
『自分のいるスペースから攻めるのが良いのか、
隣のスペースから攻めたら良いか、
前のスペースを使う方が良いか、』
見て判断するプレーが増えてきた。
(課題は、技術的なトラップ、ドリブル、パスの質を上げること。相手のプレスが強くなってきた時も”顔を上げながらプレー”して選べるようになるためには、『顔を上げてもボールコントロールが正確に出来る技術が必要』 ウォーミングアップでやってドリブル自主練メニューをどんどん練習して上手くなろう!!)
- 1.2年生は、ボールを持っていない時に自然とスペースポジションを取れるようになったり、
ドリブルでただ抜きに行くだけでなく、どのスペースへ行くか少し見れるようになってきたり、ドリブルとパスの”判断”を少しずつするようになってきてる。
(課題は、周りを見る練習をすると”パス”を選びがちだが、もっと自分でドリブルで目の前の相手DFを剥がしながら進める選手になっていった方が良い。※周りは見るけど、ドリブルで相手DFを剥がす”個”の力も必要‼︎)
『個の力』を高めるために、
チームの練習では、周りを見て判断する『サッカー観』や『個人戦術』の練習がメインになり、『個の力』を高める練習は最初の30〜40分だけになる。
『個の力』を高めるためのウォーミングアップ等で行っている練習などは、
”どれだけたくさんやるか?”
で差が出てくるのでたくさんたくさんやろう‼︎
僕も周りを見ることをやりながらも、
足下の『個の力』を上げられるように両方のことを同時にレベルアップできる取り組みをもっともっと考えていきます!