3/28【試合で活躍し成長し続ける選手の特徴②”主体性2”】『間違えやすい”厳しさ”』89

昨日に続き、【主体性】の続き

間違えやすい『厳しさ』

1〜10までのルールを設定して、『厳しく守らせる』ことが”厳しい”と今の教育では言うのかもしれません。

社会や学校だけではなく、家庭でもたくさんあるかと思います。

『やるべきこと』をたくさん決めて、

『厳しく』子どもに守らせる。

それを出来る子が褒められ「優等生」のように扱われる。

1から10のやるべきことを周りが決めて、それを厳しく守らせると、、

1.ここにボールが来たらここにポジションをとりなさい

2.ここに相手が来たらこうしなさい

3.ここにパスが来たら、、

4.相手がこうした時は、、

5.相手が強い時は、、

サッカーでも緻密に全部決めて厳しく守らせるようなチームもありますので、それも日本人には向いているのかもしれません。

今までの日本社会の教育がそうだったように。

ノザワナでは、本当の厳しさとはこう考えています。

本当の『厳しさ』とは、

・本人の目的(本当にやりたいこと)を問う(本人の想いを先ず大切にする)

・道、方法、ツールを考える

(自分で出来る範囲は自分で調べる。大人のサポートが必要な時はする)

・勇気を持って自分自身に選ばせる、決めさせる

(怖気づいてびびって、逃げ腰になりそうな時は、成長できる方を勇気を持って選べるように大人のサポートが必要な時もある。

※どんな道でも、どんな方法でも、どんなツールでも良くて、最後は目的が達成できれば良いと思います)

・勇気を持って実行する

(成長するためには、自分の枠の外に出る勇気を持ったチャレンジ‼︎)

・上手くいったら『自分で出来た!!』

という自信に!!

↓↓上手くいかなかった時は、↓↓

上手くいかなかった時は『成長の大チャンス!!』

・高い目標に向かって成長していく時は、

『上手くいかない経験の方が圧倒的に多い』

なので、『上手くいかなかった時』を『乗り越える方法』を実践できるかが超大切なポイント。

・どうやったら上手くいくのか?

・どうやったら成功するのか?

・何が失敗した原因だったのか?

を『分析』して次の成功へ繋げられる経験を『大人が奪わない!!』ことがとても大切です!!

大人は、子どもに『早く成功してほしい』し、『上手くいってほしい』し、『自信を付けてほしい』という愛情がたくさんあるから、

大人が『成功する方法を教えてしまう』

大人が『成功する方法を決めてしまう』

大人が『失敗しないやり方を先回りして教えてしまう』

大人が『上手くいかなかった時に、解決する方法を教えてしまう』

とやってしまいがちです。

本当に子どもを成長させる『厳しさ』自立させる『厳しさ』とは?

ここがとても大切だと思います。

たくさんを決めてあげて、ルールにして守らせることも日本人には向いていると思いますが、

本当の成長、

本当の自立、

をさせるためには、

何を決めさせて

何を行動させて、

どう乗り越えさせるのか?

の環境をつくることが大切だと思っています。

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