4/21『卒業後、中学高校年代で多い怪我について』110

昨年、ノザワナに在籍していた選手や、県外にチャレンジに行った選手達(青森や山梨)、三重県の時の教え子(青森へ)などなど、中学高校で県外の強豪とよばれる環境にチャレンジに行った選手達で比較的多い怪我が『腰椎分離症』です。

僕自身は膝の怪我(前十字靭帯損傷のACLと言われる靭帯再建手術)を両足おこなっており、膝周りの怪我やリハビリについては1ヶ月の入院し、約1年弱のリハビリ期間のお陰で多少詳しくなりました。

ですが、OBの子達に多いのが『腰椎分離症』ということであまり詳しくありません。

特に話しを聞くと良く走るチームや、頑張りすぎが続いている時になってしまう印象です。

腰椎分離症はとてもやっかいで、みんな半年以上の療養&リハビリ期間を経て復帰します。

そして、復帰後も”再発”の可能性と戦いながらプレーを続けていくことになります。

そこで、みんな良い診察をしてくれるドクター、ゴッドハンド言われる施術家、良いリハビリを組んでくれる理学療法士さん等を必死で探します。

どの先生でもいい訳ではなく、どのPTさんでもいい訳でもなく、的確に根本治療に導いてくれる頼れる先生との出会いが必要になります。

良い先生達との出会いに恵まれると、怪我の再発は防げますし、復帰後のコンディションは怪我前よりも高くすることも可能です。

僕もたくさんのプロスポーツ選手やコーチの関係者からたくさん情報を集めました。

【小学生年代から気を付けること】①

◇正しい身体の使い方◇(その人その人に合わせた特徴もありますし、身体構造機能面からの普遍の法則もあります)

力んで変なフォームで無理しながら動く”わるいクセ”が小学生年代〜中学生年代で付いてしまうと中々変えられません。

力みなくしなやかでダイナミックで力強く野生的に動かすために、様々な身体の箇所(筋肉)や、様々な”動き”で、脳と筋肉に刺激を入れて偏った身体の使い方にならないようにしていくことが大切です💡

【小学生年代から気を付けること】②

◇逞しい身体をつくること◇

・『刺激』『食事』『ケア』『休養』

『適度なトレーニング』

で筋肉、骨、脳に刺激を入れることで身体と脳の成長を促すことが出来ます。

消費カロリーを上回り、身体の成長に栄養を充分に回せる程の『栄養充分な食事』

『”大きい筋肉と小さい筋肉”と”関節の可動域(内旋、外旋、開閉など含めて)”を出す』

大きい筋肉や得意な筋肉、得意な関節などに頼って動かさなくなり、バランス良く動かせるようになっていきます。

『休養』

充分に身体を休めることと、適度に身体を動かしながら筋肉や関節、脳や心をリラックスさせることを行って身体的に、脳的に、精神的に成長を促していきます。

【特に食事については、、】

色んな考察があり、何を信じるか、になってきます。

僕が面白いと感じたのは、

『肉食動物タイプ』(例えばライオン)

『草食動物タイプ』(例えば鹿)

元々、肉食動物系(ラグビー選手やアメフト選手のような)にするために科学的アプローチをする企業で働いていた方が、

「日本人には草食動物系の方が合っているのではないか?」と真逆考える方を突き詰めようとされている人の話しを聞いたことです。

『肉食は確かにパワーや瞬発力があるが、

草食動物も肉食動物から逃げ切るだけのアジリティやスタミナや跳躍力がある。』

草食動物も運動能力だけで考えれば肉食動物に負けている訳ではない。

確かにその通りで、僕は三重県に住んでいる時に伊勢から志摩へいく伊勢道という山道で鹿が目の前を”2m以上の段差をジャンプ”で乗り越えて車道から山の中へ入っていくのを見ました。

【草食動物が食べているものは?】

『草』と『木の実』です💡

良質なたんぱく質とミネラルといったところでしょうか⁇

人間は分解酵素が違うので同じものを同じように食べていれば良い訳ではないようですが。

草と木の実で出来た筋肉で肉食動物よりも上回るパフォーマンスを出すことも可能だという理論らしいです💡

とても面白かったので、僕はその理論を結構信じてます🙋‍♂️

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